あのオレンジの光の先へ

何気ない毎日を君色に

打ち上げ花火

 

 

 

私には

数年前からずっと考えている

夢があって_____。

 

小さい頃に行ってた和歌山の海の浜の

夏の花火大会に大切な人を連れていきたい

 

座る場所も決まってる

 

ど真ん中じゃなくて

端っこの奥の石段の砂を適当に

払って。

 

缶ビール飲みながら

なんか分かんないけど

そこで話したいことがいっぱいある

 

無くなったらまた歩いて買いに行って

また同じ場所に戻って来て

「うわ!特等席取られた」とか

言いながら

「さっきどこまで話したっけ」って

半分酔ってまたおんなじ話したり

 

実は花火に2人とも

あんまり興味なくて…

 

たまに思い出したように

「綺麗やなぁ…」とか

情緒に浸ってみたりもする

 

ほとんど喋ってばっかりで

真面目な話から

どうでもいい話まで。

 

次の約束もできるかわかんなくても

いいから、その時が楽しかったら

それでいいんじゃない?っていう

 

本当はそうじゃなくても

お互いの負担になるのが怖くて

そーいうことにしときたいって話

 

誰にも見えない

ある事にもならない

 

でも

ただただ、浮かぶ景色がリアルで

忘れることができないだけだとしても。

 

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