あのオレンジの光の先へ

何気ない毎日を君色に

『許し。』

 

そう、大切な話。

 

許したつもりでしたが

実はそうじゃない気がした

 

誰かに裏切られ

傷つけられて

 

許したくないと深く憎しんでいた時間

 

ある意味「執着」でもある

 

その裏切りに「決着」をつけようと

必死になって

自分で自分を哀れみながら

 

「悪」を退治しなくてはいけないと。.

 

自分はどんどん正しく生きて

相手の不誠実を確かなものにしよう、

 

でも、ある日

急に全てがどうでも良くなった

 

裏切りがなんだ?

傷つけられているとして

だから何なんだ。と

 

「絶対に許す事ができないこと」

が自分にできてしまったことは

とてもショックなのです

 

何もなかったかの様に

済ませる訳にはいかない

 

だからこそ「手放す」事が必要って事

なんだよね

 

何となく…しっくり

まとまった気持ちになった

 

何だか最近、泣き寝入りした気持ちで

生きていました

 

自分が黙って下がった事で

相手は安堵して

間違いがなかったかの様に

正当化される事が、また悔しくて。

 

自分が我慢すればいい事にしてしまった

そんな自分が許せなかった

 

相手のことも

本当は許したくなかった

 

「チャンスを与えてしまった」と

そんな自分のことも勿論許せないでいた

 

もっともっと追い詰めて

苦しめたって

私が死ぬまで背負い続ける傷みなんか

絶対わかんないとおもう

 

そんな人だから大事な存在を

傷つけてる事すら気づかないだろうし

 

許せない相手に心地よさを分けることで

自分を安定させた気がする

 

絶対に許せない事実を

これ以上抱え続けることは

確かに重すぎました

 

曲がった事が嫌いな自分には

永遠に理解できない話だったので

 

自分も壊れる前に

楽になりたかったのかもしれない

 

自分を解放した事で

こだわりをいい意味で諦めて

自分用に新たな契約もできる

 

まだどこかで心の中には

黒い影みたいなものが過ぎるけど

その度に、もっと誠実で確実な裏切りを

してやろうと… そんな想像をして。

 

人生、裏切られたなら

負けは負けだからなぁ…

 

でも負けたなりに

その心は強いと思っています

 

大好きな人の綴る話は

やっぱり大切だなー。

 

人生の参考書みたい!

 

難しい時は、数日考えてから

自分の中へ移します

 

自分が背負った傷よりも

大好きな人の感性や

小さな幸せが消える方がしんどいかも…

 

ずっとずーっといてくれますように。