人間の一生なんか
本当にいっしゅんな気がする
先日、家族が急に旅立ってしまい…
彼が一体どこへ行ったんだろうか?と
おもうくらいに、まだ生きてるみたい
あの3日間のお別れの儀式は
夢だったかもしれない程。
私もあんな風にお顔の周りに
たくさんお花を添えながら
みんなに悲しまれ
…でも蓋を閉められ。
点火の音と共に何時間か後に骨になる
軽い音しかしない骨を
みんなに拾われ終了
こんな風に指を動かして
柔らかい脳で浮かんだ言葉を
書き綴ることが可能なのも今だけなんだ
誰かを本当に愛する事も
よくわからないまま…終わる
何が楽しくて
生きてるのかわからない
けど 寝たら朝がきて
お化粧して仕事へいく
明日は明日の出来事に夢中になって
… また生きる時間が伸びる
あの人とわたしは
何が違うんだろう
職業が違うだけで
こんなにも離れてる
同じように生きてて
命も同じようにあって
息が止まれば死に方も同じ
生まれ方も同じだった筈なのに
なぜこうも違うんだろう
気持ちの持ち方
悩み方
そんなことも大して違いはないのに
交わることが無い
世界中の時計が止まって
1日だけみんな動きがストップしたらいいのに
0に限りなく近い未來が
1%になるなら
迷わずに素直になりたい