あのオレンジの光の先へ

何気ない毎日を君色に

『君は身投げは無理だ』

 

愛と悲しみ

希望・夢

そんないろんな人生を抱えたまま

深い海の底に沈んでいった悲劇の沈没船

タイタニック号」

 

裕福である主人公のローズが

自分に課せられた人生にとうとう嫌気をさし、

衝動的に豪華客船から身投げしようとするシーン

 

そのローズを引き止めようと現れる

売れない天才画家の少年

「ジャック」

 

身投げするローズと

初対面でありながらジャックは

ローズの心を愛ある心で

瞬時に鷲掴みにするんです

 

「飛ぶわ」

 

説得されながらも

ローズは“誰かに愛されたい”
一心で止めて欲しくて仕方ない

 

そうなの

飛べない自分との戦い

 

でもそこでジャックは言います

 

「君は身投げは無理だ」

 

_________________。

 

 

 

自分の心など他人に分かって貰えるとは

思ってない〜。

むしろ言いたくない

 

疲れた時 

寂しい時

少し誰かに優しくしてもらいたいと

求める時はあるけれど

 

本当は自分の寂しさにも気がついていない

 

自分は幸せだ

恵まれている

 

そう自負してるから

 

寂しいだとか

愛されたいだとか

甘えたいだとか

 

そんな事はわがままでしか過ぎない

 

自分の人生自分で終わらせる

勇気があれば、

私みたいな欠落だらけの人間は

もうとっくの昔に今なんて手に入れてない気がする

 

中学生の時

バスケ部のキャプテンをしていた

 

ある日部活いく時間になってるのに

父親と喧嘩をした日が頭をよぎる

 

いつも通りに殴られたか蹴られたか

 

もう忘れてしまったけれど

転けた瞬間に部屋の何かで

足を切って血がでたことがある

 

今から部活なのに

どうしようと泣きながら鏡を見た時

咄嗟に電気のコードを手にした…。。。

 

衝動的に、

全てが嫌になった

部活も勉強も親も。

 

でも今みたいな

色んな情報があるわけでもなく…

 

見よう見真似で

上手にやれる訳も

それがどんな覚悟なのかすら知らず

 

そして今もこうして生きている

 

案の定な人生なのか

思ってるよりも楽しかったか

 

どちらか選べと言われたら

後者なのかもしれません

 

でもね

あの14歳の頃から未だに続いている

黒色の点みたいなモノは消えるはないんだな

と_____。

自分を心底

分かって貰える人なんかいないよね

 

じゃぁ

優しく包み込んでくれる人はいる?

 

「よしよし。わかったよ。

じゃぁ 

それでも良いんじゃない?

僕は君が笑っていてくれたら

それで良いから…」

 

って。…

 

わがままなんだろうなきっと

そういう希望って。

 

そんな「愛」が売ってたら

買うしかないもんね

 

涙の数だけ幸せになるとか嘘

 

無駄な涙を流しても

ただ目が腫れるだけなんだから。